新卒採用エントリー リクナビに遷移します
仕事を知る仕事を知る

プロジェクトストーリー

業界でも先端となる大きなチャレンジ

今回のプロジェクトでは、一つ意欲的な試みがなされた。それは、明治安田生命の営業職員であるMYライフプランアドバイザー(以下アドバイザー)の業務端末を、これまで使用されていたWindowsXPのノート型パソコンから、操作性の優れたタブレット型パソコンへとリプレースするというもの。「マイスターモバイル」と呼ばれるそのタブレットは業界でも先端となる試みであり、MYTECNO開発チームにとっても大きなチャレンジだった。

タブレットの操作性をよくするために

小濱 亜希子

「これまでの、キーボードやマウスが付いているノート型パソコンと異なり、マイスターモバイルは画面を指で触れるタブレット型です。今までの機能を単純に乗せ変えるだけでは操作しづらいため、設計には細心の注意が必要でした」と福野は当時を振り返る。ディスプレイのサイズをはじめ、ボタンの配置や文字の大きさ一つひとつにこだわり、どのアプリケーションを開いても同様の画面となるように。一般のタブレットの操作性と比較して遜色があるようでは現場に受け入れてもらえない。しかし、システム的に画面構成を変えづらいものもあり、エンジニア同士でさまざまな軋轢が生まれることになった。

何よりも大切にしたいのは、現場のアドバイザーが使いやすいかどうか。「機能が上がっているのに操作性が落ちてしまっては意味がありません。アドバイザーさんのことを第一に考え、自分たちを追い込んでいきました」とは、今回のプロジェクトに抜擢された若手社員の小濱だ。実際にプログラムしていくのは彼女をはじめとする現場のエンジニア。「打ち合わせでは、ああしたい、こうしたいとそれぞれの立場の人間からさまざまな意見が出ます。それをふまえて、みんなが納得するものをつくるのが現場の役割。はじめての大プロジェクトでもあり、一番大変だったのは彼女じゃないかな。よくやってくれたと思います」と大場が小濱にねぎらいの声をかける。

明治安田生命の顔をつくる

指操作に加え、マイスターモバイルにはその名の通り「モバイル=携帯して移動できる」という重要な要素がある。これまではすべて紙で行われていた業務が、これからはこのタブレットを持ち出し、説明から手続きのサインまで完結できるようになるということだ。そのため、画面デザインの見栄えにも気を使わなければならなかった。ノート型パソコンであれば使用するのはアドバイザーだけだったが、今後はお客さまも一緒に画面を見るようになるからである。「いわば、明治安田生命の顔になるわけです。お客さまが見るという視点、アドバイザーさんが使いやすいという二つの視点で、画面の見栄えにこだわりました」と福野。また、基盤を構築する東海林にもあるこだわりがあった。「それは、電子サインです。お客さまにノンストップでサインまでしてもらい、電子化して持ち帰れるというのは業界でも先端の試み。どうすれば気持ちよく署名してもらえるか、試行錯誤を重ねながら開発を行いました」。

システム開発を終え、パイロット運用がはじまったのは2013年6月。都内にあるいくつかの支社で先行展開を行い、不具合やトラブルがないか監視した。その経験を活かして9月から全国的にリリース。今では、北海道から沖縄まで津々浦々の支社・営業所でマイスターモバイルが使用されている。