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LGWAN-ASP「総合管理システム」のご紹介
導入事例:特別職員互助組合様

最も重視するセキュリティを確保し、柔軟性に優れた私たちに寄り添ったシステムが実現

多様なニーズに応え、福利厚生の充実を図る

「特別区職員互助組合(以下、互助組合)」は、特別区(東京23区)職員および一部事務組合職員の相互共済と、福利の増進を目的とした特別区人事・厚生事務組合の中の組織です。昭和27(1952)年に「特別区職員共済組合」として発足し、その後、昭和37(1962)年に新共済組合(現在の東京都職員共済組合)が設立されたことに伴い、現在の名称に改正されました。

特別区の職員は互助組合の組合員であり、2023年4月時点の組合員数は67,861名です。また、平成7(1995)年には退職者が加入できる準組合員制度も発足しました。日々変化する社会状況や組合員のさまざまなニーズに対応するために、互助組合の職員と、23区の区役所の代表者からなる評議員会、理事会を組織して要望や意見を集約し、適宜事業の見直しをしながら福利厚生充実のための取組みを行っています。

互助組合の保険事業

互助組合では多岐にわたる事業を行っていますが、そのなかでも生命保険、傷害保険、積立年金保険をはじめとする団体契約保険事業は、組合員の相互扶助という視点から、欠かすことのできな基幹事業となっています。団体契約保険には組合員や家族が加入できるさまざまな保険があり、ライフステージの変化に合わせて必要な保険に加入することができます。保険金請求などの受付業務や保険データの管理などを通じて最適な保険の検討を行っています。

手厚い福利厚生事業で組合員一人ひとりをサポート

組合員の働き方や生活の向上を図るため、互助組合では、子育て、介護、経済など、ライフスタイルや興味に合わせた各種セミナーを開催するライフプラン事業、組合員が明るく働くための職員相談事業、宿泊・レジャー施設の利用や物品購入を補助する生活支援・リフレッシュ事業など、幅広い事業を運営し ています。

組合員数約67,000人を擁する組織としてのスケールメリットを最大限に生かし、限られた財源を適切に振り分けながら、組合員一人ひとりの人生を包括的にサポートするような幅広い事業運営が、互助組合の目指すところです。

特別区職員互助組合

東京都千代田区飯田橋3-5-1東京区政会館17階

特別区(東京23区)および特別区の一部事務組合職員の相互共済と福利の増進を図ることを目的として、昭和27(1952)年に発足した組織

組合員数67,861名(2023年4月1日現在)
組合員約67,000人を擁する組織としてのスケールメリットを最大限に活用し、組合員の入区から退職までを視野に入れ、ライフステージ、ライフスタイルにあわせた福利厚生事業の実現を目指しています。

互助組合の事業

【 LGWAN-ASP導入 】
  • 組合員情報管理
  • 保険事業:グループ保険/傷害保険/積立年金保険 など
  • ライフプラン事業:各種セミナー
【 その他の事業 】
  • 会員制施設事業:スポーツ施設/宿泊施設
  • 生活支援:リフレッシュ事業/各種割引施設
  • 相談事業:一般/法律/精神保健/心理/ライフプラン/健康/結婚
  • 広報普及事業:広報誌発行/ WEBサイト運営

導入事例インタビュー

旧システムの廃止をきっかけにLGWAN-ASPを導入。多くの課題をクリアし、利用者主体のシステムを実現。

組合長 菅野 良平様
組合長 菅野 良平様

LGWAN-ASP導入のきっかけは、2023年3月末を期限に旧システムの廃止が決定したことです。改修して使い続ける選択肢もありましたが、拡張性や汎用性に乏しい旧システムでは、DX推進で変化していく社会に柔軟に対応できず、将来的に必要な制度改定や事業見直しの妨げになる、という結論に至りました。検討から実際の稼働まで約2年半という短い助走期間でしたが、毎週2回の定例会議を開き、実際に利用する職員の考えを明治安田システム・テクノロジー(以下「マイテクノ」)さんに伝え、それらを取り入れたご提案をいただきながら、膨大な課題を一つひとつクリアしてきました。結果、互助組合の業務プロセスを最優先したシステムが構築され、うまく滑り出したのは非常にうれしいことです。厳しいスケジュールの中、私どもの希望をしっかり汲み取り、誠実に対応してくださったマイテクノの皆さんには大変感謝しています。

タイムロスが減り、業務全体のスピード感がアップ。

事業課長 伊藤 博様
事業課長 伊藤 博様

互助組合の事業は、すべてが組合員の個人情報に関わるため、データの保護・管理を最も重視しています。今回ご提案いただいたのは、LGWANを介して個人データを共有するシステムの構築でした。自治体だけが使用するネットワークなので、セキュリティの面で一般的な通信回線とは比べものにならないほど優れており、区役所等の担当者からも高く評価されています。以前は時間がかかっていたデータのダブルチェック、トリプルチェックといった作業も迅速に行えるようになりました。新システムの導入によってタイムロスが減り、作業スピードが上がったと感じています。互助組合の事業戦略の立案・実行においても、これまで蓄積したデータや参加者アンケートの集計・分析などもしやすくなりましたので、より組合員のニーズを反映したサービス提供につなげていけると考えています。

柔軟性・拡張性の高さを重要視。保険の見直しや提案もスムーズに。

事業課 保険係長 河原田 俊之様
事業課 保険係長
河原田 俊之様

互助組合では、ライフステージに合わせたさまざまな保険を組合員の皆さんにご案内しています。保険は時代によって内容が変化するため、常に見直しをしていく必要がありますが、旧システムでは技術面、コスト面で難しい状況でした。LGWAN-ASPの導入にあたり、保険の見直しをスムーズに行い、必要な方に必要なタイミングで提案するために、柔軟性・拡張性の高いシステムが必要だと考えました。マイテクノさんは保険に精通していますし、「契約上の仕様ですから」という一方的な押し付けではなく、私たちのやりたいことを理解した上で、業務内容に配慮した提案をしていただけました。これまでの課題だった区役所等とのデータのやり取りも、画面上で簡単にアクセスできるようになり、効率化の面でも大きく改善したと実感しています。

セキュリティを確保しながらリアルタイムで情報を共有。

事業課 保険係 岡田 かさね様
事業課 保険係
岡田 かさね様

保険事業で組合員の窓口となるのは区役所等の担当者です。以前はシステムを利用できるのが互助組合のみで区役所側が保険の加入状況をすぐに把握できないという問題がありましたが、新システムでは各担当者が必要なデータにアクセスすることが可能になりました。セキュリティを確保しながら情報を共有するLGWAN-ASPの仕組みは、さまざまな局面で活用できると考えています。また、旧システムは組合員情報、保険情報とデータが縦割り的に管理されていましたが、マイテクノさんが全体を俯瞰する視点をお持ちだったので、情報を組み合わせて業務を効率化させるご提案をしていただけました。私自身、どうしても旧システムをベースに考えてしまう部分がありましたが、業務内容を深く理解してくださったおかげで、新システムへの移行を円滑に進めることができたと思います。

導入サービス

LGWAN-ASP「総合管理システム」

本LGWAN-ASPサービスは、個人情報授受の管理を担保し、互助組合が実施している事業のうち、「組合員情報管理」「保険事業」「ライフプラン事業」をサポートするアプリケーションとして2022年(令和4年)12月から利用開始

導入までのスケジュール

2020年7月~2020年12月検討期間
2020年12月~2021年3月調査・分析期間
2021年9月~2022年1月構築(要件定義)
2022年2月~2022年12月構築(開発期間)
2022年12月~稼働時期
  • ASPコード:A831564
  • サービス分類:人事・給与
  • LGWAN-ASPサービス利用者数:1団体(150ユーザー)

ソリューションに関するお問い合わせ

明治安田システム・テクノロジー株式会社 営業推進部

※ 受付時間 9:00~17:00(土、日、祝日を除く)