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Special Talk Session

Special Talk Session / 01

得られる「力」対談

SE に求められるスキルは幅広く、開発言語や技術的な知識のみならず、聴く力・説明する力・協力する力など、ヒューマンスキルも重要です。MYTECNO の環境でどのような経験をし、そこから得られた力は何か。普段は異なるチームで働く二人に語ってもらいました。

Talk Member

  • Y.S.

    金融システム開発部
    2019年中途入社
    情報科学部卒

    前職は独立系のSEとして活躍。金融のシステムに携わるコンプライアンス意識の高さや、安定的な経営基盤、自身の経験が活かせる幅広い領域に惹かれてMYTECNOへの転職を決意。現在はシステムの開発と保守のさまざまな案件に携わりながら、主にお客さまとの調整役や、若手社員に対するレクチャーやフォローアップを担当している。

  • M.H.

    デジタル・システム開発部
    2020年新卒入社
    家政学部卒

    私生活でさまざまなシステムに触れるなか、自分自身が作る側になりたいという想いから業界を絞り込み、社風と充実した制度面に惹かれてMYTECNOに入社を決意。知識面ではゼロからのスタートだったが、研修や実務からスキルを高めた。現在は経理システムグループで会計にかかわるシステムの保守・運用を行なっている。

MYTECNOへの期待

Y.S.さんは他社から転職されたのですよね。得られる力という観点で、MYTECNOにどんなことを期待していましたか?

前職では独立系のSEとして働いていました。複数の言語を学んできたのですが、さらにお客さまとの調整スキルやプロジェクトの管理能力も強化したいと思っていました。面接を通じてMYTECNOでは、今まで身につけてきたスキルをより広げられるだけのフィールドがあると感じました。 M.H.さんは新卒入社ですよね。入社前はどんなイメージでしたか?

私はインターンシップに参加するなかでSEの仕事のイメージが変わりました。ひとりで黙々と作業するよりも、チームや関係者と一緒に取り組む仕事だと聞いて、傾聴力やコミュニケーション能力が伸ばせるのかなと考えていました。実際、選考中に会った先輩方から親しみやすさや質問しやすい雰囲気を感じていました。

新卒入社して最初の4ヵ月間は研修がありますよね。現在の業務に就くまではどんな流れだったのですか?

私は文系出身で、全くの未経験でしたが、開発言語に関する基礎的な説明から順番を追ってスタートしたので、問題なく理解することができました。研修後は開発センターで同期と一緒に開発しながら技術を学び、2年目に現在の部署へ配属となりました。配属後は実務経験が豊富な先輩に直接話を聞くことができて、研修とは異なる学びがありましたね。

理解するうえで、M.H.さんが言っていた順番というのはとても大切なんですよね。私は他社を経験しているので、MYTECNOの育成体制はとても充実していると感じます。会社によってはビジネスマナーなどの基本的な研修を受けた時点で配属となり、あとは各自で学ぶというところも少なくないです。MYTECNOの場合は、基礎的なプログラミングスキルを身につけてから、各部署で肉付けをしていくという流れになっていますね。

おかげで着実にスキルが身についていると感じますし、プログラミングだけでなく、基本的なPCスキルを磨くことができました。日々業務で使いながら、どうしたらもっと活用できるかを考える機会が多いですし、もし分からなくてもどんどん質問できる環境も助かっています。

MYTECNOで得た力

前職からMYTECNOに転職して、一番大きな変化は何ですか?

かかわる人が圧倒的に増えましたね。同じプロジェクトメンバーもそうですし、協力会社の方やお客さまもです。増えた分、自分が主体的に動きつつ、多くの人の力を借りる重要性も増しました。コミュニケーションスキルや、人の力を最大限に引き出すことの難しさを痛感しました。

確かに、プロジェクトを進めるなかでかかわる方はたくさんいますよね。多くの方とコミュニケーションをとる上で、Y.S.さんはどんなことに気を付けていますか?

相手が増えたことで、自分本位な伝え方では伝わらないということに気付きました。相手も分かっていると勝手に決めつけて、ここまで言えば分かってもらえるという伝え方をしていると、認識の相違やすれ違いが生まれることがあります。

私も自分なりに伝わるようにシステムの説明をしたのに、相手には全く伝えられていなかったことがあります。伝え方を工夫したり、噛み砕いた説明をするのもスキルの一つのような気がします。

伝え方を試行錯誤することで、自分の理解も深まりますしね。私はお客さまに説明するときに、契約の期間を時系列や図で表現したり、データも前後の関係を比較表で見せたりと、視覚的にも伝えるようにしています。お客さまだけでなく、チーム全員で意思疎通を図ったり、同じ認識を持つ上でも、相手に伝わるように伝える力というのは、どんな仕事でも役立つのではないかと思います。

日頃業務を進めるなかで、電話だけで済ませてしまうことも多いので、もう少し伝えるための工夫をする必要がありそうです。Y.S.さんの話を聞いて、ぜひ試してみたいと思いました。

スキルを積み重ねるために大切な姿勢

受け入れること、意思表示すること、この2点だと思います。苦手だと思っていた仕事も、やってみたら楽しかったということは多くあります。選り好みせず、目の前のことを前向きに受け入れてみる。そこで気付けることもありますし、柔軟性や多様性が広がるので、今後のキャリアにも良い影響があると思います。とはいえ任せてもらえる仕事を待っているだけではつまらないですから。同時に自分の意志もしっかり持ち続けるべきで、やりたいことを上司や先輩にしっかり伝えて、自分から掴み取っていくことも大事です。M.H.さんはどうですか?

私はまずはやってみなければ始まらないと考えて、とにかく積極的にチャレンジするようにしています。受け身のままだと成長しないですし、周りからの信頼を得ることも難しいですよね。

M.H.さんは未経験でこの業界に飛び込んできたこともあって、説得力がありますね。チャレンジをしていくなかで行き詰まるようなときにはどうしていますか?

例えば、自分では解決できないことや、調べてみてもわからないことは、素直に聞くようにしています。聞くということを繰り返していくことで自分自身の考える力も高まりますし、質問の仕方も磨くことができます。そういう意味では、質問する力もスキルの一つかもしれないですね。正直な姿勢で取り組むことから信頼を得ることにも繋がると考えています。

これから磨いていきたい力

私は現状の課題を正しく理解した上で解決する力が欲しいと思っています。今は開発の下流工程を主に担当していますが、今後お客さまと接する機会が増えれば、ヒアリングして解決策を提示する場面もあると思います。そのためには、現状のシステムを正しく理解する力と、ヒアリング力は欠かせないはずです。

先を見越して自分に足りない力を積極的に掴みにいく姿勢は、すばらしいと思います。私はマネジャーやプロジェクトリーダーを任せられる人財をめざしたいです。コミュニケーションを大切にするあまり関与し過ぎてしまうところがあるので、任せるところは任せてサポートするところは全力でサポートする、そのバランス感覚をもう少し養いたいですね。

それぞれの方向性に合わせながらスキルを磨けるところがMYTECNOの良さなんでしょうね。今回Y.S.さんと話してみて、改めてMYTECNOは柔軟性がある会社だなと思いました。もちろん規律やルールはありますが、信頼して任せてもらえる部分がたくさんありますから。

先ほどの育成研修など、しっかり決めるところは決めて充実させていき、個々の力に委ねるところは委ねる、メリハリがある会社だと思います。金融は技術的に偏ったイメージが強いかもしれませんが、業界のトレンドに即した言語や開発ツールを活用することも多く、チャレンジ志向が強い方はのびのびと成長できる環境がMYTECNOにあると思いますよ。

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